NPOあわすの

設立趣旨書


上新川郡大山町粟巣野は、常願寺川左岸の段丘上にあり、眺望の素晴らしい善徳平、
百間滑や龍神の滝などの景勝地がございます。また立山の開山で知られる慈興上人の師
薬勢上人ゆかりの地でもあり、古くは「袖合す」と称され、立山信仰や越中塩の道にま
つわる史跡が今も残っております。立山に最も近い開拓地でもあり、寒冷な気候のなか
で、かつては酪農等も営まれておりました。
昭和35年粟巣野スキー場がオープンして以来、粟巣野は、野外活動、雪上活動の舞
台として広く知られるようになりました。良好な自然環境や景観に惹かれて、多くの
方々が訪れるようになり、周辺では飲食店、宿泊施設、公園施設や体育施設も整備され、
冬季国体の会場にもなりました。
近年、降雪不足や景気低迷により来訪者が暫減し、スキー場の業績もはかばかしくな
いように伝えられておりますが、安価で手近な施設として、むしろ県民のニーズに応え
られるものであり、地域の荒廃ひいては環境面への影響も懸念されることから、休業や
廃業は何としても避けたいところであります。
こうしたなか、粟巣野スキー場の発展に自らの想いを重ねあわせておられた方々から、
自ら運営に携わってスポーツ振興や街づくりに取組みたいとの声があがるようになり、
関係有志におきまして慎重に議論を重ねて参りましたところ、ボランティアや資金の確
保等に広くご支援を募らねばならないことから、ご厚意をしっかり受け止められる枠組
作り すなわち特定非営利活動法人の設立が不可欠 との結論に至りました。
粟巣野スキー場の運営を担い 優れた景勝地や文化史跡が残る周辺地域の環境保全と
街づくり、並びにスポーツの普及振興を図らんとする設立趣旨にご理解を賜り、ご参加
ご支援くださいますよう 呼び掛けるものであります。
平成14年3月31日
特定非営利活動法人あわすの
設立発起人塚 田 貴 盛
平 井 建 夫
山 元 一 夫
宮 本 梅 則
池 田 恭 悦
佐 藤 武 彦
平 野 武